第104章 爽やかな笑顔だな
おまけ
●TRIGGERの楽屋
『も、戻りました…』
楽「!!」
龍「あははっ、良かった。仲直り出来たんだね!」
天「この短時間で、何があったらそうなるの…」
楽「餌か?おもちゃか?」
Kei「どっちも的外れ!なによ、人を猛獣みたいに!ただ春人のことは、私も信用するって決めただけ」
天「私 “も” ?」
Kei「そう。だって、春人はLioさんが信頼してる人だし!」
龍「な、なるほど…」
(同一人物だからなあ)
Kei「それに、Lioさんと話をさせてくれたのにも本当に感謝してる!ありがとねっ、春人♡」
『いや、いやいやそれは良いんでちょっと黙っ』
楽「春人…?お前…」
天・龍「あーあ」
楽「こいつにはLioの連絡先教えたのか。そうかそうか。俺がどれっっだけあんたに頼んでも、これっぽっちも教えてくれなかったのに。聞かせてもらおうか?俺が駄目で、こいつが良い理由を」
『Lioが…!その、えっと…Lio本人が、楽には自分のことを話すなと、そう言って、おりまして?』
楽「……」
天・龍「あーあ…」
Kei「可哀想…貴方、とんでもなく嫌われてるのね。どんまい」
楽「……ふ…ふふ。燃え尽きたぜ…真っ白によ」
天「燃え尽きたの?」
龍「真っ白に?」
楽「んなわけねぇだろ!!」
『いや どっち』
楽「元よりLioのことに関しちゃ、春人は当てにしてねぇんだよ!こうなったら、ぜってぇ自力で見つけてやる…!!」