第103章 ただいま
おまけ
●後任を決めましょう
トウマ「了さん。話があるんだ」
了「なに、4人雁首(がんくび)揃えて。ねぇ、大富豪やる?」
虎於「やらない。話っていうのは、俺達の新しいマネージャーのことだ」
了「新しいマネージャー?何それ。君らには中崎がいるじゃないか。ババ抜きやる?」
巳波「やりません。あの方がずっとマネージャーでいてくださるなら、私達もそれを望みます。けれど、そうではないでしょう」
了「ふむ…」
悠「春人は…TRIGGERのとこに帰るじゃん。TRIGGERの隣が、本当のあいつの居場所だから…」
了「ふーん。だから、新しいマネージャーを決めたいわけだ」
トウマ「あぁ。プロデュースは、このまま了さんがやってくれるとして」
了「僕を顎で使うなよ。本当に君達、図々しくなったよね。ま、やってあげないこともないけどさ。
で?新しいマネージャーの希望は?どんな奴がいいの」
悠「えっ、希望きいてくれるんだ…!
なら新しいマネージャーも、あいつみたいな奴がいい!」
了「あいつってー?」
悠「い、言わせるなよな!春人…みたいなのだよ!」
トウマ「バリバリ仕事出来て」
巳波「涼しげで、策士めいた雰囲気で」
虎於「敬語キャラで」
悠「オレらのこと、好きでいてくれる奴」
了「………………」
4人「???」
了「…こ、心当たりがない。こともない、かもしれない」