第96章 やることなすこと滅茶苦茶じゃん!
おまけ
●可愛い最年少
悠「なぁ、春人。ゲームのハートくれるのはありがたいんだけどさ。きっかり1時間置きに送ってくんのはやめない?ちょっとキモい」
『キモい!?私は、悠が喜ぶと思って送っていたのに…』
悠「こんなことぐらいで、いちいちへこむなよ!べつに、ちょっと言ってみただけだろ!?」
『やっぱり貴方は優しい子ですねぇ』
悠「やっぱキモい」
トウマ「なんか、あいつら急に仲良くねぇか?」
巳波「えぇ。何かあったのでしょうか。少しだけ不愉快です」
トウマ「不愉快なのか」
虎於「おい、あんた。悠のことを下の名前で呼ぶんだったら、俺のことも虎於って呼ぶようにしろよ。差を付けちゃ不公平だろ?同じグールプ内で」
『そういうものですか?まぁべつに、どうでも良いしどっちでも良いですけど』
虎於「その言い方には少し腹が立つが、まぁいい。ほら、俺の名前を呼んでみろよ」
『虎於?』
虎於「ふ。悪くないな。もう一度」
『虎於』
悠「……ふぅん」
『……悠がどことなく寂しそうなので、やっぱり名前呼びをするのは悠だけにします』
虎於「は!?」
トウマ「あいつ、悠に甘いな…」
巳波「まぁ、亥清さんを格段 可愛がりたくなる気持ちなら、少しは理解出来ますね」
悠「お、おい!!オレはべつに寂しそうな顔なんかしてないだろ!?」
『可愛い…』
悠「可愛いって言うな!この馬鹿!!
はぁ…お前、ほんとオレのこと好きだな…。ちなみに、さ。ト、TRIGGERと、どっちの方が好き?」
『え?TRIGGER』
悠「……そっか」しゅん
トウマ「うっわ」
巳波「容赦ありませんね」
虎於「お前な…こういうときは、優しい嘘吐いてやれよ。大人の嗜みだぜ」