第90章 どうしても聞いてもらいたい話
おまけ
●ときめき
楽「俺、お前に謝らなくちゃいけない事がある」
龍「ん?なんだろう」
「それがな…春人のことだ」
「え?」ドキ
「あいつが、お前の恋人だってのは分かってる。でも、自分の気持ちに嘘はつけなかったんだ」
「う、うん」ドキドキ
「この前、あいつが運転する車の助手席に座ってたんだよ。その時だ。バック駐車の時の、後ろを確認するあいつを見て…
ちょっと、ときめいちまった!」
「う、うん?」
「勘違いするなよ!真剣な目を後ろに向ける横顔が、ちょっとカッコ良いじゃねぇかって思っただけなからな!好きとかじゃねぇからな!」
(が、楽、乙女みたいだ)