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引き金をひいたのは【アイナナ夢】

第84章 その日が来る事を心待ちにしています




  かつて、他のどの鳥よりも

   美しい声で鳴いた そのカナリアは。

    今はもう、歌えない。


  誰よりも美しく歌える喉を
      持っているのというのに。


   歌いたくても歌えない、その鳥は…

   なんて憐れで
     なんて可哀想で
        なんて無様なのでしょう



                  棗 巳波

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