第70章 自分の気持ちを言葉にするの苦手なんだもん
おまけ
●アイナナ寮、その夜
ナギ「人はどうしてアニメを観ている時、トイレを極限まで我慢してしまうのでしょう。この謎は、おそらくアインシュタインにも解けはしないでしょうね…」
三月「ナギ?ナギ、そこにいるのか?悪いけど、台所まで来てくれね?」
ナ「YES.トイレに赴いたワタシを召喚したのは、アナタですねミツキ」
三「あぁそうだよオレだよ。ちょっと頼みたい事があってさ」
ナ「オフコース、マイマスター。洗い物を手伝いますか?」
三「いや、これはオレがやるから大丈夫。それよりほら、そこのソファで寝落ちしてるおっさんを何とかしてくれねぇかな」
ナ「OK.では、ワタシのミッションはヤマトを起こし部屋へ連れて行くという事でよろしいです?」
三「おう、それで頼むわ」
ナ「ヤマート、こんなところで寝ていては風邪を引きますよ。ワタシがお部屋までエスコートして」
大和「ん…。え、…まじ?
おっぱい…触ってもいいの…?へへ」むにゃ
ナ「………」OPPAI…
ナ「ミツキ…」
三「おわ!びっくりした!!
どうした?そんな深刻な顔して…大和さん起こすミッション失敗しちまったのか?」
ナ「ヤマトは、起こしてはいけません」
三「は?」
ナ「彼はいま、夢の中でとても幸せな時を堪能しています」
三「なんだそりゃ。よく分かんねぇけど、夢なら自分の部屋のベットの中で見りゃいいじゃんか。
しゃーない。オレが起こして」
ナ「ヤマトがいま見ているのは、おっぱいの夢だとしても…アナタは彼を無慈悲に叩き起こすというのですか?」
三「………毛布、かけてやろうな」
ナ「YES」こくり