第64章 首を絞めたくなりました
おまけ
●牧原くんと後藤くん
「…中崎プロデューサー…死ぬほど怒ってたな」
「うん。怒り狂ってたねぇ」
「死ぬほど、怖かったな」
「うん。2.3人はヤッてきましたって顔してたねぇ」
「あの人、噂じゃ いつも笑顔で温厚な人だって聞いてたのに」
「いつも笑顔で温厚?僕は、クールで頭のキレる男だって噂を耳にした事あるけど…
まぁどっちにしろ、触れなきゃ無害な男の 怒り狂うツボ押しちゃったって事でしょ」
「…よっぽど大切なんだな。事務所のアイドルが」
「TRIGGERは特別なんじゃないかなぁ?メンバーと仲良いって話、よく聞くし。
とにかく、もうあの人の逆鱗には二度と触れないようにしなくちゃ…」
「だな。高橋プロデューサーにチクられたら、オレら左遷させられちまう!」
「うん。それはマジで避けたい」
「ま、あれだな…
ドラマの撮影、上手く行くといいよねぇ」
「あぁ。上手く行くといいなぁ」