第62章 俺は君にとって、ただの都合の良い男だったのか!
おまけ
●嬉し過ぎたから
楽「やっぱ納得いかねぇ…なんで姉鷺のネクタイは次の日にして来るくせに、俺達がやった奴は全スルーなんだよ」
龍「春人くん、黄色が好きだったのかな」
天「ボク達のネクタイは、今ごろタンスの肥やしになってるのかもね」
姉「いやね、あんた達。後であの子のデスクの上、見てごらんなさいよ」
「「「??」」」
楽「なっ…!」
天「ボク達があげたネクタイが…」
龍「3本とも並んでる…!」
楽「しかも、なんかすげぇ大袈裟なガラスケースに入れられてるじゃねぇか」
龍「これってどう見ても、大切に飾ってくれてる…んだよね?」
天「ふふ。ネクタイは、飾るものじゃなくて付けるものなのに」
姉「付けるのがもったいないくらい、嬉しかったんでしょ。良かったわね。
ほらっ、いつまでもニマニマしてない!はーい クールな笑顔に切り替えて、今日も張り切ってお仕事よ!!」