第46章 貴方達となら、また
おまけ
●夢って思い出せたとしても訳の分からない部分だけだったりするよね
『どんな夢を見たのか、部分的にですがハッキリと思い出しました』
「へぇ!それで、どんな夢だったの?」
『私、ピエロになってました』
「…なんて?」
『ピエロになって、バク宙とかしてました』
「えっと。なんていうか、楽しそうな、夢だね」
(どうして あんなに泣いていたんだろう)
『あ。あと敷金が返って来ないかもしれないってなって、悲しかったです』
「まさかそれが原因で泣いてたんじゃないよね!?」