• テキストサイズ

もしもハリポタの女主人公がツイステの世界に来たら

第5章 感激テレフォン


 怒りに任せて、エースは通話を切った。
 何故怒られたのか分かっていないは、困った表情でデュースを見たが、こればっかりはデュースでさえフォローの仕様がなかった。

「そ、そうだ!どうせなら僕のスマホも登録しておこう。何かあった時に安心だ」
「良いのか!?」
「ああ、もちろんだ。ちょっと待っててくれ」

 のスマホを受け取ると、デュースは自分のスマホを登録した。
 しかし折角スマホを手に入れたのに、電話機能しか使えないのも寂しい。その時、ふとデュースの頭に閃きが走った。

「そうだ、どうせなら写真を撮ろう。それくらいならすぐに覚えられるはずだ」
「すっ、スマホは写真まで撮れるのか!?」
「いや、だから……ケイト先輩がよくマジカメ用に写真撮ってんじゃん」
「ん?ケイト先輩が持ってるのは、トランプの形をしたゴテゴテしたやつだが……あれもスマホなのか?」
「あれはただのカバーだってーの……」
「かばー?」

 ここまで何も知らないと、1つ1つ説明するのも疲れてくる。エースは百聞は一見にしかずと、自分のスマホカバーを外してみせた。

「ほら、スマホにだってこんな風に色々アクセサリーがあるんだよ」
「おお!アクセサリーとな!?おしゃれだな!!」
「もマドルを貯めたら、自分の好きなやつを買ってみると良いかもな。きっと楽しいぞ」
「それまでは、これで我慢しとけ」

 そう言って、エースは自分のスマホに付けていたストラップを投げてよこした。
 が慌ててキャッチすると、エースのトレードマークである赤いハートのストラップが手の中に入っていた。
/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp