【R-18】バリケードの内側で【ウーユリーフの処方箋】
第2章 初めての…【ミト&ノゾミ】
しばらく私の反応を楽しむように舐め回されたようやく刺激から解放される。
私の身体からはすっかり力が抜けきってしまっていた。
「耳を舐められるの、そんなに気持ちよかったですか?」
ぐったりして荒い息を繰り返す私を見て、ノゾミは満足そうに笑った。
「気持ちよくなんか…」
「そんな顔して、全然説得力無いですよ。まぁ、素直じゃない貴方も可愛いですが」
そう言うとノゾミは私の力の抜けた両手を持ち上げて片手でソファーに縫い付けると、もう片方の手をブラウスのボタンに掛けた。
「あっ、だめ!」
急に意識が浮上して抵抗を試みるものの、手が使えないため身を捩るしかなかった。
当然といえば当然だがやっぱりそれも無駄なようで、ノゾミの手は器用に素肌をさらしていった。
あっという間にボタンが全て外され、背中側に手を差し込まれる。
「ノゾミ、お願い!やめて!」
ブラのホックが外されそうになった瞬間。
「何してるの」
聞き馴染みのある、でもいつもより低い声がした。