第2章 センラ
「じゃあ、多少は激しくしても問題ないんね」
クスリと柔らかく笑ってはんなりとした声で言う。その穏やかな声色に反比例するようにセンラさんが強く腰を打ちつけた。
パンッと互いの皮膚が当たる音が響く。今まで触れたことのないほど奥にまで彼のモノが挿入されて、余りの深さ、太さにヒュッと一瞬、呼吸が止まった。
「あぁ〜、ごめんごめん。深すぎたわ。どうも早くなると深さの調節が難しくなるなぁ」
大きな手のひらで頭を包み込まれて自分の額にセンラさんの額があたる。
「深くて…いいです」
もう、意識も朧げになりながらそれだけ彼に伝えた。
「そんなこと言って、随分とクタクタやん。でも、そうやねぇ。もうちょっときばれる?」
私が平気、という意味を込めて頷けば、センラさんの体が離れる。そして、私の片側だけ太ももを高く持ち上げた。
秘部が剥き出しの状態となり、自分の欲と繋がっている部分をマジマジと彼はみつめる。そして、見つめながら腰を少しずつ動かし始めた。
「ちょ、ちょっと待っ…!ッんん、見えちゃ…」
「わざと見えるようにしとんねん。深さわからんと加減できへんよ?」
加減なんて、しなくていいのに。
そう思って、手で隠そうとする私の手首をセンラさんが掴む。
普段は隠れているのが当たり前の部分だし。自分でさえ、ろくに見ることのない場所だ。
何より、人に見せるようなところではないという認識がある為、羞恥心がグッと顔全体から耳元にかけて上がってきた。
耳まで赤みを増す私の顔色に気がついたセンラさんの顔がほころぶ。なぜか凄く嬉しそうに、そして若干、ニヤつきながら速度をあげた。
膣の中にある熱が激しく何度も出たり入ったりを繰り返す。甘い刺激が体を流れて、太ももに力を込めた。足の先が伸びてビクつく。溢れた蜜がお尻の下まで垂れて流れていくのを感じた。
「っは、えっぐ。濡れすぎてココ、ぐちゃぐちゃやん」
そう言って下までたれかかった露をすくいとると指の腹で上へ上へと拭う。それを腫れ上がった花芯へ擦りつける。包皮を剥くようにグリグリと指で押しまわされた。
「ひぁッ、やぁ…また、そこいじっちゃ…」