それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】
第5章 内から抉り出す
スノーの脳は完全にクルーウェルの言葉に支配されていた。
考えることを放棄し、ただただ彼の言葉を受け入れる。
「ここが疼いてしかたないだろう?」
ゴツゴツとした骨の目立つ手が、優しく下っ腹を撫でた。
「あ…ぅ……ッ」
「わかるか?
ここが子宮…子を孕む、お前の大事な所だ」
撫でる手を止めることなく、クルーウェルは言葉を続ける。
その言葉通り、子宮がキュンキュンと疼いて仕方ない。
撫でられることによって意識がそこに集中してしまう。
「赤ちゃん…できる…とこ…?」
ドロドロに溶かされた脳は何も考えられない。
ぼんやりと言葉を漏らせば、いい子だ、と褒めるかのようにチュッと耳に口付けられる。
「そうだ。
疼いて疼いて仕方ないだろう。」
ゆるゆると恥骨の上辺りを撫でられる。
それだけでゾクゾクとしてしまう。
「ここを刺激されれば、極上の快楽だ。
今までにないくらい気持ちよくイけるだろうな」
女性として大切な所を刺激される。
そんな所まで支配される。
スノーの溶けきった脳が、その言葉にさらにぐちゃぐちゃに掻き回されていく。
「俺様が押してやろう…
イケ」
恥骨の上を、容赦ない力で押し込まれた。
「ッ……ーー!!」
声も出せないくらいの、乱暴な快感。
パクパクと口だけが動く。
深い、深い快感に視界がチカチカした。
全身からドッと汗が吹き出す。
脳みそが焼ききれるような絶頂に、スノーの体はガクガクと痙攣する。
「もっとだ、スノー」
悪魔のような低い楽しそうな声が脳を犯す。
押し込まれたままの子宮が、絶頂を迎え続ける。
「や…ッ…あぁぁァァァッ……ーー!!」
あまりに強すぎる快感に本能的に体が逃げようとバタバタと暴れた。
そんなスノーの体を逃さないようにもう片一方の腕でしっかりと抑え込んだクルーウェルは、甘く残酷な言葉を囁いた。
「壊れろスノー…」