それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】
第5章 内から抉り出す
明るい照明にスノーの裸体が照らしだされる。
突き刺さるような視線に、体が疼いた。
何をされる訳でもなくただ裸体をさらしつづける羞恥心に、ゾクゾクとした快感が走る。
「いい子だ…」
しばらくしてクルーウェルは椅子から立ち上がると、スノーの顎をすくった。
チュッとフレンチキスが落とされる。
散々焦らされた体が足りないと訴える。
もっと、もっと欲しい。
クルーウェルはベッドに腰掛けると、後ろから抱きかかえるようにスノーを足の間に座らせた。
「存分に支配してやる」
耳に吐息を感じる距離でささやかれた。
クルーウェルの指がスノーの乳房に伸びる。
乳首には触れないように、ゆっくりと円をえがくように胸をなぞられる。
「んっ…はぁ……」
緩い焦れったい快感に、悩ましげな吐息をもらす。
早く触って欲しいと胸の突起が主張するかのように固くなるのがわかった。
早く、早く、と待ちきれずに無意識に腰をくねらせる。
「触って欲しいか?」
カリッと耳の軟骨に歯をたてながら、わざとらしく問いかける。
スノーはコクコクと必死に頷いた。
「こんなにたたせて、触られたらどれだけ気持ちいいだろうな」
耳元で囁かれる言葉はスノーの妄想を掻き立てた。
「俺様の指で、お前の乳首を撫でて、摘んで…
腰が跳ねるくらいの快感だろうな」
その言葉に脳が支配されていく。
触られたら、腰が跳ねちゃうくらい気持ちいい。
そう刷り込まれていく。
早く触って欲しい。
優しく周りを撫でるだけの指が、焦れったい。
「せん…せ…ぇ…」
待ちきれないと声をあげた瞬間だった。
クルーウェルの指が胸の中心を撫で上げた。
「ふぁぁ…ッ!」
クルーウェルの言葉通り、たったそれだけの刺激なのに腰が跳ねる。
そのまま固くなったそこを摘みあげられれば、ビクンビクンと腰が勝手に跳ね上がる。