それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】
第3章 見せつけ見下す
「お腹がはち切れそう…」
歓迎会も終わり、レオナの部屋に戻ってきたのはいいか、とにかくお腹が苦しい。
スノーは恨めしそうにレオナを見る。
ポケットから胃薬を取り出し口に放り込むと、冷えた水で流し込む。
コクリと白い喉が上下する。
その姿にレオナは思わず舌なめずりをした。
柔らかそうな白い肌。
牙をたてれば簡単に食い破れそうな、美味しそうな肌、
「食後の運動しねーとなァ、スノー」
「ん…ッ…」
優しく唇を重ね、チュッチュッと啄む様なキスをする。
「ん…ぅ…キン…ーー」
「違うだろーが」
拗ねたようにカプっと唇が甘噛みされる。
「あ…ッ…レオ…な…」
「ッハ!そうだ、それでいい。」
甘く優しいキスを降らせながら、レオナはスノーを抱えあげると、ゆっくりベッドに降ろした。
自分にだけ見せる、甘い顔。
普段は荒々しく豪快なこの男が、自分にだけは甘い紳士になる。
そのギャップがたまらない。
「ん…」
鋭い爪で肌を傷つけないように、丁寧にローブを脱がされる。
呼吸が苦しくならないように、気遣われた甘い口付けに、思わずうっとりとしてしまう。
「レオ…ナ…」
唇が離れると、寂しく感じる位、甘い甘い口付け。
レオナの大きな手が、背中のファスナーをゆっくりと下ろしていく。
完全に脱がされる訳ではなく、半分脱がされた状態というのがなんとも言えず恥ずかしい。
「いい顔だなぁ、スノー」
フッと満足気に笑むレオナがこの上なく色っぽい。
そのまま下着のホックを外されれば、乱れたワンピースから乳房が見えてしまう。
「あぁ…エロいな、お前。」
クツクツと喉を鳴らすように笑うと、レオナはスノーの胸をベロりと舐め上げた。
乳首をゆっくりとなぶられ、吸われ、甘く噛まれ、下腹部がキュンっと疼く。