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それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】

第3章 見せつけ見下す


「あー!スノーちゃんも来たんすか!
ってかいいとこに座ってるッスねぇ」

寮につけばラギーが出迎えてくれる。
ここから先は彼に任せれば問題ないだろう。

「特等席だったよ、ブッチ。」

「シシシッ!
さすがスノーちゃんッス!」

壊れ物を扱うかの様な優しい手つきで、レオナがスノーをおろしてくれた。
サバナクローの寮生が、新入生を部屋へと誘導していく。
レオナとスノーの引率は終わったようだ。

「スノー、お前は着替えんのか?」

邪魔くさそうにフードを脱ぎながらレオナに聞かれる。

「キングスカラー先輩がそのままなら私もそのままにしますよ」

「じゃあそのままにすっか。

…クルーウェルカラーのお前を抱いたら、寝とったみたいで興奮するじゃねーか。
なぁ、スノー?」

低く色気を孕んだ声で、ククッとレオナが笑う。

「あぁ、それはなかなか魅力的なお誘いですね、キングスカラー先輩。」
寝取られプレイか、悪くない。
なんて考えるスノーの思考回路もなかなかなものである。
なんならウツボ共の感触すら上書きされる、2重の寝取られプレイだ。

「もうちょい恥じらいを持って欲しいッス、2人とも」

「なんだラギー、お前も混ざりたいのか?」

「ブッチも一緒に遊ぶ?」

「…もう、2人とも腹黒いッスね。」

ラギーはやれやれ、なんて言いながらもニヤリと笑う。
どうせレオナのこの様子じゃ今日は混ぜてくれない。
飢えた目をしている彼に気づかないほどラギーも馬鹿じゃない。

「今日はリーチ兄弟に散々弄ばれたみてーだからな。
たっぷり楽しく遊ぼうじゃねぇか」

「なんで知ってるんですか」

「ハッ!獣の耳はよく聞こえんだよ
お前の堕ちていく可愛い鳴き声とか、な。」

レオナがカプっとスノーの首筋を甘噛みした。

「んッ…。
本当に、酷い人だこと…。」

ザラりとした舌が首を舐め上げる。
人の舌とは違う感触に、ふるっと体が震えた。



「あー、もうっ!
2人とも、まだやること残ってるんッスからね!
ほら、そんなところでおっぱじめない!」

自由人2人を相手に、ラギーは今日も大変そうである。
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