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それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】

第2章 捕らわれ堕とされる


「呼べたらイかせてあげる」

ねじ伏せられる屈辱に心が揺れる。
言いたくない。
でも言わないいけない。
ジェイドの指も口も止まらない。
多方面から追い詰められて、もう正常な判断ができない。

欲しい
頭が真っ白になるような快感が欲しい
でも従うのは屈辱的だ。

フロイドは揺れるスノーの瞳から目をそらさない。
堕ちるまであと少しだという確証があった。

クルーウェルにさんざん興奮させられたスノーは飢えている。
いつもよりも快感に流されやすいのは確実だ。
お膳立てしたのがクルーウェルなのが気に食わなくもある。
とはいえこんなチャンスは乗るしかない。
それは下でスノーを攻め続けるジェイドも同じ気持ちだろう。


いつも逃げてしまうスノーを、今日は捕らえたのだから。

「言って…?呼んで?
スノーちゃんを気持ちよくしてるのは、だーれ?」

その言葉に合わせるかのように、ジェイドは強めに歯をたてた。
余計な事はが考えられないように。
快楽に流されてしまえばいい。

「ぁ…ッ…じぇ…ぇど……ーーー。」

堕ちた

ニヤリと笑みを深くしながら、ご褒美と言わんばかりに下をなぞる指を早くする。

「あぁッ…!」

更なる快感に体がビクビクと震えてしまう。

「いい子だねぇー。
じゃあ、スノーちゃんを今支配してるのは、だーれぇ?」

ズルい質問だ。
だが1度堕ちたスノーの頭は回らない。

もっと、もっと欲しい。
イきたい。

それしか考えられなくされたスノーは、その名を口にする。

「ふろ…ぃど……」

ドロリと溶けきった瞳と、ダラしなくあいた唇。
見つめられ、名を呼ばれ、ドクン…とフロイドの心臓が跳ねた。
今だけでも支配した、手に入れた。
征服欲が満たされる興奮に思わず笑みが深まる。

「アハッ…スノーちゃん、だーい好き」
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