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それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】

第2章 捕らわれ堕とされる


「スノーちゃん、気持ちいい?」

何度も何度も痛みと快感を与えられ、頭がぼぅっとした。
痛みはいつの間にか快感はと代わり、全身をゾクゾクした快感が支配する。

だがしかし。
感覚は支配されても、理性の欠片は残っている。
嫌いなウツボ兄弟にいいようにされているなど、プライドが許さない。
「よく…な、い…」

せめて形だけでも虚勢を張らねば、とスノーはうっすら涙の滲む瞳でフロイドを睨みつけた。

「スノーちゃん気持ちよくないってー、ジェイドー。」

もちろん、スノーの言葉を本気で受け取るほどフロイドはバカではない。
スノーをさらに追い詰めるために、彼はわざとらしく唇を尖らせて、相棒に声をかける。

「おかしいですねぇ…
ここからは、こんなにいやらしい匂いがするというのに…」

ジェイドの指が、下着の中心をつーっと撫で上げた。

「アッ…!」

散々いたぶられた体は、それだけの動きに敏感に跳ね上がる。
あまりにも直接的な刺激に、体がビリビリと痺れが走る。

下着はすでにぐっしょりと濡れている。
悔しい、と感じる理性がさらに恥辱を煽り、体を熱くさせた。

「おや、おかしいですね。
気持ちよくないはずなのに、こんなに濡らして」

「やっ…やめ、て……ぁっ……ーー」
下着の上から、敏感な突起をクルクルと円を描くように撫でられる。
ドロドロに溶かされた体は、それだけの刺激で達しそうになる。

「アハッ!
ねぇねぇ、スノーちゃーん。イきたい?」 

にっこり笑みを浮かべながら悪魔が問う。
イきたい。
下っ腹にジンジンと熱がくすぶっている。、
もどかしくてたまらない。

「あ…ぅ…っ…!」

敏感な突起を撫でながら、また歯をたてられた。
痛みは快感とした甘く痺れる。

「俺ねー思うんだよねぇ。
ベタちゃん先輩のことは名前で呼ぶでしょー?

なんで俺らのことは呼べねぇのかなって」

急に低くなる声と瞳孔が開いた瞳は、ひどく獰猛に見える。
普段のおちゃらけたフロイドとは全くの別人みたいに、ゾッと冷たい。
快感に侵されている、理性が吹っ飛びかけている状態でもわかる。
これは危険だ、と。

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