それでも私はかの君を愛してる【twst・ハリポタ】
第7章 核心には届かない
レオナは優しくその頭を撫でながら、震える唇にキスを落とす。
泣き止むのを待ちながら、緩くその唇を啄んだ。
「後できっちり答えてもらうぞ」
言い聞かせるように耳元で囁けば、コクコクとスノーはうなづいた。
そ汗で額に張り付いた髪を避けてやりながら、脂汗がうかぶそこにキスを落とす。
「レオナ…レオナ…」
スンスンと鼻を啜りながら己の名を必死に呼ぶスノーをぎゅっと抱きしめてやりながら、やわやわと胸を揉んでやる。
イタズラに先の尖りをかすめてやれば、きゅんっと中を締めながらジワリと蜜が滲んだのを感じた。
自分の一物のサイズがかなり大きめだということは、重々承知している。
それを無理やりにねじ込んだのだから、スノーに負担なく行為を続けるためにはまだまだ潤いが足りない事も、理解している。
とはいえ、己の欲望を抑えるのも一苦労だ。
レオナはグルル…と低く喉を鳴らしながら、スノーを抱きしめる。
じわりじわりと、少しずつ潤いが増す蜜壷を感じながら、ぐちゃぐちゃに壊してやりたい欲望を押さえ込んだ。
「レオナ…んッ…」
スノーがヘラりと笑ってレオナに唇を寄せた。
「…もう大丈夫か?」
「うん…もう大丈夫…
だから…んぁぁぁぁあッ…ーー!!」
その言葉を最後まで聞くことなく、最奥を穿つ。
いい子で待て、ができたのだから、ご褒美くらい貰わないと割に合わない、とでも言うかのように、容赦なくスノーを追い詰める。
「まッ…はげ…し…ぁ…んん…ッーー!」
ぐちゅりという淫靡な音と、肉のぶつかる高い音が、激しく抱かれていることを自覚させて余計に煽られる。
「ヤバ…ぃ…んぁッ…おかしく、おかしくなる…!
も、イク…ッ…ーー!」
スノーは汗ばんだレオナの体にしがみつくと、キツく目を瞑って体を震わせた。