• テキストサイズ

【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第22章 月と馬


ー穂波sideー






蛍くんがもしもシリーズを話しだした。

よくわからないけど答えていく。
最後の質問は特に当たり前すぎて、蛍くんのセリフを使わせてもらった。







「なんか、保険かけといたみたいでカッコ悪いですけど」

『うん?』

「…はぁ、今日言うつもりなんてこれっぽっちもなかったのに」

『………』

「…ほんっと、調子狂う」

『………』

「好きです」

『……?』

「穂波さんのことが好きです」

『………へ?』

「…ブハッ…笑」

『…え?ちょっとついていけてない。あれ?今なんて言った?』

「え、僕なにか言いましたっけ?」

『あれ?うそ? …え?ほんとに何も言ってない?』

「言った気もしますけど… 今はまだ、いいです。
また僕のタイミングで、言いますんで。今はちょっと、調子狂ってたから」

『えぇー…… 空耳なのー?ちょっと意地悪な空耳だったかも』

「へぇ、なんて聞こえたんですか?」

『穂波さんのことが……… ひゃー!言えるわけないです!軽蔑される』

「…ぷはっ 笑 えー、気になるなぁ、なんて聞こえたんだろう?
穂波さんの願望が空耳として聞こえてきたのかもしれないね〜?」

『…えっ、願望?うそっ えっ ちょっと待って…』

「取り残されてています?笑」

『…はい』

「あははっ 笑 大丈夫です。絶対に置いていかないんで。そのままでいてください」

『うん。わかった』






…ちょっとついていけなかった。

蛍くんとの会話、最近ついて行けなくなることがあるなぁ

でも、蛍くんがしてくれた研磨くんの話、嬉しかったな……










/ 1804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp