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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第21章 スイカ












「もう落ち着いたから、
あんた達も夕飯にしてお風呂にでも入んなさい」






学食のおばさんにそう言ってもらって、
夕飯をいただき雪絵さんと学食をでると
クロさん、光太郎くん、京治くん、蛍くんと遭遇した。







『あ、蛍くん』






蛍くんは、ペコリと会釈する






「けいくんって赤葦のこと?」

「えっ けいじくんがけいくんになったのっ」

「いえ、違うと思います」

「四人で自主練ー?お疲れさま〜」

『蛍くんも一緒にしたの?』

「…うん、まぁ… そうなるのか」

「えー!月島ってけいくんって言うんだねー へーーーーー」

「おれらを見て最初に『あ、けいくん』はクロさん妬けちゃうな〜」

『3人は、仲が良いのを知っていたから。自主練も昨日もしてたんでしょう?
蛍くんが一緒にいるのは初めて見たからさ。お疲れさまです。ご飯ごゆっくり〜♡』

「ほーい、穂波ちゃんもおつかれ〜」







長期合宿となると、
やっぱプレーだけじゃなくて関係性にも変化が見えたりするんだろうな。
…人間観察がすきなわたしには、いろいろと楽しい。









雪絵さんとおしゃべりしながら2階まで上がる。
雪絵さんとは食べ物の話だけでいくらでも話せちゃう。









『じゃあ、わたし研磨くんのところへ行くので、ここで。お疲れ様でした!』

「お疲れさまぁ〜」









音駒部員の使っている教室へと向かう









窓からちらりと覗くと、
早々布団を敷いてその上で寝そべってゲームをしてる。







愛しい愛しい、研磨くんの背中。








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