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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第20章 banana pancakes







「バナナパンケーキの歌を歌ってたの?」

『…ん?』

「ベッドにいる時から、歌ってた歌」

『…あ、うん。そうだよ、バナナパンケーキの歌。 …ってわけでもないけど 笑
雨だしこのまま布団でゆっくりしてようよ、あとでバナナパンケーキ焼くからさ って歌ってる』

「…へぇ なんか今日、そのままだね」

『ね。朝起きて、雨がしっかり降ってて、今日はお休みで… 思い出したよ』

「…ん。 どれも美味しいよ。 パンケーキも。 穂波のパンケーキ初めて食べた」

『だね、あんまり作らない。…でも、また作るね』

「…ん」

『…紅茶飲む?クリームもあるから甘いよね』

「あ、うん」







穂波は何でもないことのようにいろいろしてくれるし
その割にだらだらできて嬉しい〜っていうし、
おれからしたらいっぱい動いてるんだけど…
でも、纏ってる空気はいつもより一層緩やかで軽くて、
それからやっぱ楽しそう。








紅茶飲みながら、残ってたパンケーキを食べ終わる。








「おれ、皿洗うから、洗濯とか?なんか他にすることあるなら…」

『わ。 ありがとう。 じゃあ、一緒にお皿洗いたい』

「え」

『え?』

「…うん、じゃあ洗濯も一緒に干す」

『…うん、じゃあ一緒にしよ。ありがとう、研磨くん』






皿洗ってる間に、洗濯とか終わってたら
また一緒にごろごろできる時間が早くくるかなって思ったけど。





皿洗うのも、洗濯干すのもせかせかしてなくて楽しそうな穂波となら、
それもだらだらのうちに入れれるかも、とか。
実際部活とかがあったらなかなかできないことだし…
おれが一緒に起きればいい話しなんだけど… それはちょっと無理だし








一緒に皿を洗ってシンクを綺麗にして、
それから洗濯物を2階のとこ一緒に干した。
おれらの分だけだから、少なくってすぐに終わった。









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