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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第20章 banana pancakes







「こっちみて」








どきどきして伏せた顔をあげると、
じっとこちらを見据える研磨くんの琥珀色の瞳。

ちらと目線が少し外れて下の方をみたかと思うと、
また目がしっかりと合う。
心なしかついさっき目があった時より、
瞳に色気を宿してる。








ゆっくりと唇が重なる。









研磨くんの腕が腰に回される。








角度を変えて、いろんな強さで、いろんな速さで
お互いの息を合わせながら口付ける









研磨くんの手がするすると背中を這いあがり、
開いた背中に指が触れた

ビクっと身体が小さく揺れる



そのまま指で背中につーっと上下に触れられると
身体を思わずぐっと反らせてしまう

向かい合って跨ってるので身体が反ると
研磨くんに身体を押し付けるかたちになって
逃げ場が余計になくなる感じ







研磨くんは首筋に顔を埋めながら
もう片方の手を背中の空いてるとこから滑り込ませ、腰に触れる

上下に行ったり来たりしてた指が紐を掴み下にひっぱると
するすると結び目が解け開いてる背中がもっと、開く
その手は脇の下を通って胸の外側から横向きにワンピースの下に入り込んでくる。








『…ん………』







「あれ…」







『………?』









「下着、つけてないの?」


『…あ、うん』


「え、今日一日?」


『いや、まさか。帰ってきてから外した』


「…びっくりした」


『………』


「背中あいてるときってどんなの着けてるんだろって思ってたのに」


『…あ、ごめん』


「…なんで謝るの 笑 いいじゃん、これはこれでゾクゾクした」


『………』







肩紐をずりおろされ、
露わになった方に胸に徐ろに吸いつかれる








『…んぁっ…………』








普段の触れ方が丁寧でゆっくりだから
たまにこういうのくると
やたらにぞわぞわしちゃう

気持ちいい…







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