第20章 banana pancakes

舌先でちろちろと転がしながら
もう片方の突起も指で弄ばれる







『…んっ………』








甘く歯を立てられ小さな痛みと共に快感が身体に走る









研磨くんは両手で円を描くように揉み上げながら
胸元や脇腹のあたりを舐めたり口付けたりはむってしたり
わたしの身体のいろんなとこに触れていく

研磨くんにたっぷりと味わわれてるような感じ

身体も心も溢れるほどに満たされてく…








胸から手が離れ
五本の指先で下に向かってすーっと身体をなぞられていく

さっきまで胸をわりとしっかり揉んでいたのに
途端に触れるか触れないかの圧で滑らかに滑っていく






『…ぁ………』





研磨くんはそのまま上体を起こし、
その指は脚の外側を通ってくるぶしまできた









手のひらを全部を使って優しく膝下をくねくねと撫でる
…なんかマッサージみたいで気持ちいい









膝までくると、また指先でそーっとくねくねと
脚の内側を登っていく

付け根まできたかと思ったら
またくねくねと降りていって…






身体が勝手に期待して、腰が動き出してしまう







「…………かわい…」









研磨くんはそう呟くと身体をかがめてキスをしてくれる









舌がとんとんと唇に触れ、入り込んでくると同時に
内腿を行ったり来たりしていた指が下着にふれる









『…んぁ………』









喉の奥で甘い音が響く…