• テキストサイズ

【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第20章 banana pancakes







下着の上から指でなぞられると
もう溢れきったそこからはクチュクチュと音がする










「…ずっと欲しかった?」

『…………』








…やっぱり今日、研磨くんはよく喋る。

でももちろんうるさくないし、わざとらしい言葉攻めでもないし、
ただ、言葉が零れ落ちるみたいに喋ってる

…わたしは無言でうなずくことしかできない








「…もう挿れる? …まだ触る? どっちがいい?」

『…………』








いじわるでも、弱気でもなく
ただ聞いてきてるこの感じ一体なんなの…

ずるい。研磨くんは、ずるい。









『…研磨くんのしたいようにされたい』

「…………」









研磨くんはじっと目を見つめながら
そっとわたしの髪を撫でる









「穂波、ずるいな…」

『 ! 』



それはこっちの…




「…かわいすぎ  おれのしたいようにされたいの?」

『………ん』

「…ん、わかった」







わたしの手を取り持ち上げて、
手の甲にチュッと優しく口付ける









/ 1804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp