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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第20章 banana pancakes






しばらくハンモックに揺られながら過ごした。
たまにキスをしたり、互いの身体を撫でたりして。






布団でしてるより、
外で、ハンモックですると、
一層甘いような… 蕩けるような気がした








「…ドラマでもみる?」

『…お、いいね。映画は遅くなるかな?』

「どうだろ、ちょうどいいくらいじゃない。 …観たいのあるの?」

『…星になった少年 ちょっと観たい気分』





…ちょっと、タイトルがさっき考えたことにリンクするな。
近くはないけど遠くない。






「…どんな話?」

『実話をもとにして撮られてるんだけど、象使いになる男の子の話。
タイ料理だったでしょ、今日。 …それでかな、なんとなく』

「…そっか。 星になっちゃうの?」

『…それ聞いちゃう? それは観て感じることでしょう』

「…ん。 興味はあるけど、今日はちょっと違うのがいいな。
せっかく今日の気分だったんだろうけど…」

『…ううん、全然。 明日、掃除しながら流そうかな。タイ語聞くの好き』

「…ん。 SUITSにしようよ。 それかハリーポッター」




前、穂波観たいって言ってたし





『おぉ… 迷うなぁ 迷うけども…』





『「SUITS」』





『…ふふ』








前に一緒にだらだらみてたやつの続きを観るってなんか。
良い。






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