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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第19章 みかん


ー赤葦sideー





「あっれぇーーーー?穂波ちゃんはぁ?」





木兎さんが配膳をしてくれてる白福さんに聞いている。
俺も、気になる。
穂波ちゃんが見当たらない。

…代理と聞いているし、泊まりでは、ないのかもしれない。





雪絵「あぁ?穂波ちゃん?穂波ちゃんはちょっと用事があって出てるよ〜」

木兎「えぇー、いつ帰ってくんのぉ?」

雪絵「あーでも、もうすぐじゃないかな?
  でもこのカレーも、机に並んでるおかずたちもみーんな穂波ちゃんの味付け。
  どれもすっごい美味しいよぉ〜」

木兎「うぉぉ 2種類もあるじゃーん! えぇ、どっちからにしようかな〜」






木兎さんは皿の片側によそってもらっていたご飯を真ん中に移動させて
2種類ともかけてもらって、席へと向かっていった。






雪絵「赤葦ぃ〜 今朝の穂波ちゃんとのはなに〜?おいおい〜 抜け駆けかぁ?」






木兎さんは、おそらく穂波ちゃんにハグをされたことで
俺と穂波ちゃんのことは忘れているのか、
気にならなくなったのかはわからないが 何も聞いてきていない。






赤葦「…あ、それはですね……」







「うぉおおおおおお!2種類もあるぞ、犬岡!」

「ほんとだ!やべー!どっちから食べよう!」






腹をすかせてるであろう烏野と音駒の1年が俺の後ろに並ぶ。






赤葦「まだ整理がついていなくて、簡潔に話すのが難しいのでまた整い次第お伝えします」

雪絵「…は〜い。 で、まずはどっちのカレーにする?日本のカレーとインドのカレーだって」

赤葦「…………」







皿の真ん中にご飯を寄せて、
2色ともかけてもらう。







…白福さんは、もうすぐだと思うと言ってた。
泊まりということか。
話せる時間はあるだろうか。










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