• テキストサイズ

【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第19章 みかん






雪絵「穂波ちゃ〜ん、洗い物替わる〜 夕食のことやって〜
  穂波ちゃんのごはんもっと食べたい〜」




雪絵さんとかおりさんが交代してくれて、
そのまま仁花ちゃんと仕込みを始める。





大人数のための食事は、とにかく切る、切る、切る作業が大きい。
でもそれをしてしまえば、あとはさほど変わらない。
混ぜるのに使う力とかは、、、 …全然違うけど







夜はカレーにする。

山本くんのおじいさんが届けてくれた
茄子やズッキーニ、じゃがいも、玉ねぎetc…いろいろいっぱいいれて。

大きな鍋に2種類作ろうと思う。
日本っぽい小麦粉を使ったカレーと、
インドっぽいほうれん草のカレー。

日本ぽいのには豚肉、
ほうれん草カレーには簡単にシーフードミックスを。





夕飯前の仕込みに参加できないから
仕上げをしやすいように準備する。
カレーは温めるだけでいいし、寝かせてる間に美味しくなるから一石二鳥だ。

枝豆と胡瓜のヨーグルトサラダの分は
どちらも山本くんのおじいさんからのお野菜。

「枝付きの枝豆なんて手間かかりすぎるだろぉ… すまん」

って山本くんは言ってたけど、枝豆は枝付きが断然美味しい。

枝豆は湯がいてさやからだして
別の容器に作ったヨーグルトドレッシングと並べて冷蔵庫に入れておく。
洗ったきゅうりも一緒に置いといて
あとはきゅうりを切って混ぜてもらうだけ。
足りなければ塩を足してもらう。





カレー粉やケチャップ、ヨーグルトetcを混ぜたものに
鶏肉を漬けておく。
あとはオーブンで焼いてもらって
レタスやトマトと一緒にお皿に並べてもらえればいい。






食器の分の洗い物が全部返ってきて
雪絵さんとたちはさきに体育館へ向かった。





『仁花ちゃん、あとはわたしやってくから、
仁花ちゃんもどうぞ体育館へ行って?すっごく助かった。ありがとう』







残って仕込みを続けてくれてた仁花ちゃんに声をかける。
わたしはあくまでも助っ人。
仁花ちゃんはこれからもマネージャーを続けていくであろう子だ。
潔子さんから教わりたいこともいっぱいあるだろう。





あとはポテトサラダを仕上げて、調理ででた分も含め洗い物を終わらせて
メモを書き置いておくだけ。
1人でやってもそんな時間はかからない。







/ 1804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp