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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第17章 GW


ー黒尾sideー





「黒尾、まーたあいつら寝てるぞ」





掃除のあと、5限が始まるまでの少しの時間に、
夜久に言われて窓から中庭をみると、
穂波ちゃんに膝枕されて寝てる研磨と、
座ったまま木にもたれかかって寝てる穂波ちゃん。






夜久「全校生徒、全職員から面白がられてんじゃん、あいつら。
  目立つのいやだの意味がもはやわからん。研磨キンパツだし」

クロ「昼休みに一回見たときは、研磨だけ膝枕で寝てて
  穂波ちゃんは本読んでたんだけどね〜」

夜久「…くくっ あいつら次の授業なんなんだろうな?」






・・・・・




ーリエーフsideー




昼は弁当食ってから、クラスメートと外でボール蹴って過ごした。

そのまま掃除にいって、
5限の前に帰ってきたら、
すぐそばの木のふもとで穂波ちゃんと研磨さんが寝てる。

…ここで弁当食ってるの、見かけたけど
そのままずっとここにいるのか?
誰も起こさなかったってこと?



研磨さんいいな、穂波ちゃんの太腿で寝てる。
さりげに片手は太腿に添えて寝てるし、
穂波ちゃんの片手は研磨さんの頭に乗ってる。



ずるい。




けど、幸せそうだ。





そんなこと考えながら見てるうちに
世界史の先生が来た。
研磨さんたちも授業始まっちゃうじゃん。





窓際だから声、かけてみる。






「穂波ちゃーん、研磨さーん」






穂波ちゃんは目をこすりながら辺りをキョロキョロするんだけど、
教室の方を見ない。







「おーい、こっちですよー」







穂波ちゃんと目があった。
寝起きの穂波ちゃん、かわいい!







『…?』







きょとんとした顔もかわいいー!








「もう5限始まってますよー!」







あ、研磨さんも起きた。



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