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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第17章 GW






『…練習、すごいね。2on 2してるの音駒ではみたことない。
そんなに練習をみたことがないからかもしれないけど』

「楽しいよ、2on2。さいっこーに楽しい!」

『うん、なんか遊児っぽいなっておもった』

「だろー  …なぁ、穂波。今日の設定は恋人ならチューしてもいい?」

『ふぇっ だめだよ。その設定は遊児が決めたことでしょ。
理由はチューするためじゃなかったから、さっきも黙ってたんだよ』

「…へーい。 …じゃあ、あいつらにやっぱ従兄弟ですって訂正したらチューしてもいい?」

『だめだってば 笑』

「俺とのチュー絶対気持ちいいよ?」

『…んまぁ、そうだろうけど、 …って馬鹿!もーちょっとやめようこの話は』

「舌ピがころころすんべ?」

『………』

「してみる?」

『しません!』

「ちぇ …まー、だから好きなんだけどね」

『…へ?』

「穂波はそんな軽い女じゃない。そういうとこも好きだべ」

『…なっ』

「穂波いっつも軽く流してたっしょ? あれ全部本気だかんね」

『………』

「俺穂波のこと好き」

『………』

「だから、いっぱい隙はあっても手しか繋いでない」

『………』





そう、わたしに彼氏がいようといまいと、
遊児は軽くてふざけたことは言うけど、
必要以上に触れてこない。

それが、遊児は女の子をちゃんと大事にできるだろうって
何となく思う理由であり根拠だった。







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