• テキストサイズ

【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第16章 獅子


ーリエーフsideー




「…おれと穂波の間ではもう解決してる。
あとは穂波とリエーフの間で話せば終わること」




研磨さんのこれはどういう意味だ?
何が終わる?

今日なんとなく感じたのは
研磨さんってなんていうか意外と男っぽいというか気が強い。
初対面で意外とってのもおかしいか…





「穂波はおれのだから。勘違いしないでね」

「…それにおれ穂波のこと好きになるなって言ってるわけじゃないから」





…ふつーに痺れた!

運命すごい!



…でも、


「運命って結ばれる運命もあれば、そうじゃないときもある。
出会えただけ、それだけでも運命なのよ」


って。

先週は結局あれから一度も穂波ちゃんに会えなくて
それを姉ちゃんに話したらそう言われた。





…穂波ちゃんと俺は結ばれる運命じゃないのかな。




いーや!そんなこと考えたってしょうがない!

それに研磨さん、穂波ちゃんのこと好きになるなとは言ってないって。

…ってなんか、やっぱ痺れるな〜研磨さん。





あんな態度取られると、
挑みたくなると同時に
なんかもう、負けてるような気がしてくる…





…いやいや、俺!俺は俺らしく!
研磨さんは研磨さん。






明日、来るって昼休みかな〜?
朝練?…なわけないかー






久しぶりに会えるの、楽しみだ。
会ったら必ず抱きしめる!











/ 1804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp