第15章 さくら
*裏(〜P613)
『…あっ………』
優しく研磨くんの指が秘部の膨らみを押すように触れる
上へ下へと行ったり来たりをしたあと、
ゆっくりと割れ目に指が伝う
『…んぁッ………』
愛液を絡めた親指で蕾を転がしながら
割れ目をくちゅくちゅと撫でられて
…なんというか
さっきまでの優しいタッチは、
本当に心地の良い、なんだろう…
行為の前の愛撫とはまた違ったように受け取ってたのだけど、
秘部に触れられた途端、
今までの優しい研磨くんの感触の余韻全部が一緒になって押し寄せてくるような…
さっきまでのはそうじゃなかったはずなのに
一気に、感じてしまう
「ここも」
研磨くんの指がゆっくりとはいってくる
優しく撫でるように内側に触れ、
気持ちいいところをちょうどいい強さで押す
規則的なリズムと
いつもの、本当に絶妙な強さ…
身体はもうそれをしっかりと覚えていて
悦ぶように、そして次を期待するように溢れてくる
『……んっ… ンっ………』
だんだんと速度が上がる
でも決して乱雑じゃない優しい感覚
『…あっ………』
脚がぴんとして身体に電気が走ったみたいになると、
すとん、と全身の力が抜けていく