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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第5章 夏


ー穂波sideー









部活が午前中までだから、ゆっくりできるねって、
今日は研磨くんの家に行くことになった。

研磨くんのいつも通りを研磨くんの部屋で見れるのはとっても楽しみ。
また少し研磨くんのことが知れる。






家の近くまで来たときに、ワンピースの後ろの紐が解けてることに気付いて、
研磨くんに結んでもらった。
自分でも着ながらできないことはないけど、変な形になっちゃいそう。

背中に研磨くんの指が触れて、少しドキドキした。








「夕方まで誰もいないから」

そう言って研磨くんは鍵を取り出す。






『お邪魔します。』

「…ん。とりあえず部屋行こっか」

『あ、研磨くん。これ、お裾分け。お母さんたちと食べて?
宮城の親戚から届いたものなんだけど…』

「…ぶどうだ。ありがとう。いただくね。
冷蔵庫入れてくる。ちょっと待ってて。」





なにか手作りのお菓子とかも思ったけど
初めての訪問で手作りを渡すのもな、と思った。そういうのはちょっとずつでいい…
今朝美味しいぶどうが届いたから、お母さんに確認して、お裾分けすることにした。









「…部屋、二階だから」








二階に上がって、研磨くんのお部屋に入る。








「テキトーに座ってて。
ちょっとシャワー浴びてくるね。
あ、でも飲み物…先持ってくる」

『あ、後でいいよ!水筒あるし。
気にしないでシャワー浴びてきて』

「…ん、じゃあそうする」








本やゲームがたくさんあって、どれもちゃんと片づけられてる。
机の上にはパソコンもある。

研磨くんの人柄は少しずつ知れてきたけど、
こうやって本棚にある本とかをみると、まだまだ知らないことばかりだなって思う。













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