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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第14章 blooming






「おれさ、ひとつだけわかることがあるんだよね」





…なんの話?
緩急をつけた指の動きはそのままで
研磨くんが喋りだす





『…ん? ひとつだけ?』

「穂波、おれの眼、好き?」

『……あッ…』





真っ直ぐな質問を投げかけてくると共に
優しく蕾が潰され
そのままやわく潰すようにこりこりと刺激は与え続けらる

それと同時に、指が挿入されて
内側をほぐすように優しく壁を擦っていく




…わかることがあるって言っておいて質問してきて
その上答える隙を与えてくれないなんて、 …ズルい






「…穂波、こっちみて」

『…ッ……』






もう一度研磨くんを見下ろす
研磨くんはじーっとこちらをみてる



ちょっとの情報も取りこぼすことのない冷静さを、常に宿してる眼。
それに加えて、綺麗な色をしてて。
冷たそうなのに優しい。
静かな静かな瞳。

これにさらに熱を孕んだ色が加わると…
もう…






「ずっとみてて」







そう言って壁を撫でていた指を一点に集中させて
そこだけをやさしく押す

蕾は緩急をつけながら、撫でたり、潰されたり…

目をじっと見据えながら






もう、ダメ…

目を見ながら小さく首を振ってしまう







「…ん」







指の動きが速く、少しだけ強くなる

…絶妙な頃合いで蕾をピンと弾かれた







電気が走ったみたいにビクンっと
身体はのけ反り、膝が跳ねる

静かな瞳に吸い込まれたように、
声もださずにイッてしまう










身体中の力が抜けてヘッドボードに体重を預ける









「…かわい」







研磨くんは
そう呟き、
髪を耳にかけながら
優しく口付けてくれる。















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