第14章 blooming
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目が覚めると穂波が隣に座って本を読んでる。
起きた時に隣にいるの、久しぶりだ…
寝転がったまま、しばらく眺める。
………。
こっち気付いた。
『あ、研磨くん。おはよう』
「…ん、おはよう」
『お水飲む?』
「…ん。喉渇いた」
水筒を受け取る
「…もうシャワー浴びた?」
『ううん、時間あれば研磨くんと浴びたいなぁって』
「…ん、もうちょっとしたら浴びよ」
『うん』
こっちを見下ろしてにこっと笑う。
花が咲いた。…かわいい
『へんな夢みれた?』
昨日いくつか観たぼのぼのの最後の話が
変な夢の話だった。
それについてくすくすと話してたな、昨日そういえば。
「ううん、なにも覚えてない …穂波は?」
『…わたしも、なーんにも覚えてない』
「…ふ 笑」
そろそろ起きた方が良いかな…
「…穂波、洗濯干した?」
『ううん、なんか今日はだらだらモード』
「いいね」
『お弁当、持っていってもいいかな。だめかな』
「…いいよ、そしたら今ゆっくりできるんでしょ」
『時間でいうとそんなにだけど… 』
「40分くらい?」
『…ん、作り置きあるからもっと短いんだけど 笑
手の内明かしてるみたいで気まずいな』
「………」
作り置きだって作ってるんだし、
なに言ってるんだろ。
…布団の中に潜り込む
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