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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第11章 暁


ー木兎sideー



春高も終わって
今日は部活1日休みになっちゃって
つまんねーなー どっかいこーって
電車に乗ってショッピングモールに来てみた




人も多いしみどこみていいかわっかんなくて
結局スポーツショップのバレーコーナーに行く





どこかでみたことがある気がするかわいい女の子が一生懸命
商品の説明書きみたいなのを読んでいる





ざっくりとしたベージュのニットの肩が片方落ちてて、
肌がいっぱい見えてる。
濃ゆい色のデニム。

ヘルシーにエッチだ…



お!これは!




「おやおや〜??」





言いながら近づくとこっちを振り向く





「ぉあーーー!やっぱり!音駒のセッターくんの!」






合宿のときに画面の中で寝てた子だ






自己紹介して手を差し出すと、
すこししてから手を握り返してくれた。






お兄さんと来てるみたいだけど今は1人でいるみたいで、いろいろ話す。






初対面で俺の勢いに引くことも、乗ることもなく
なんつーのかなぁ?
腹にどっしり力が入ってる感じで向き合ってくれる子ってあんまいねーんだよなぁ
この子の感じは初めてかも。

腹に力が入ってるから
肩の力が抜けてて会話も自然だ

あれ、このままいくと好きになっちゃうよ〜
研磨クーン






しばらく話してたら お兄さんが来て、
穂波ちゃんと一緒に昼メシ食って♦︎♦︎駅まで送ってってくれって頼まれた!



あかぁーしーーーー!!
俺、今日ちょーーーーいい感じかも!
へいへいへーーーーい!





昼メシか!
腹減った!





「じゃ、行こっか。何食べる?昼メシって聞いたら腹減った〜」





『光太郎くんは何食べたい?』

「ハンバーガーかなぁ〜 今日は朝からそのつもりだった」

『…ん。じゃあそうしよ。ここのお店詳しい?』

「んにゃ、詳しくはねーけど。ハンバーガー屋は一つくらいあるっしょ」





あ。…手。





「ほれ、手ぇ繋ぐ」





穂波ちゃんに手を差し出す。







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