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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第11章 暁


ー研磨sideー




くっついてゲームしてたら
いつの間にか穂波はおれの胸ですやすや寝ていて



…寝てる穂波は一層あったかくて
どんどんおれも眠くなる
















家の中で音がして目が覚める

…あれ、おれ寝てた。
う、ちょっとお尻が痛い

穂波はまだ安心しきった顔でおれの上で寝てる






「あ、起きた?遅くなってごめんね、俺引き止めちゃって」






お兄さん、帰ってきたんだ…






「…あ、えと。…いや、寝ちゃって…」

アキ「…笑。寝起き、無理しなくていいよ。水飲む?」

「あ、うん。いただきます」




コップを持ってきてくれた




アキ「穂波、よく寝るだろ〜。笑 起きやしない。身体痛くない?」

「…ちょっと、お尻がいたい」

アキ「…だよな。笑 起こす?」

「………」





もうちょっと、このままでもいいかも。
かわいいし。あったかいし





研磨「…いや、もうちょっと、いいかな」

アキ「そっか。 おれ、アキ。暁って書いてアキ。研磨の話はたっぷり聞いてる。よろしくな」

研磨「アキくん。…うん、よろしく」





…やっぱり、話しやすい





それから心さんがやってきて
賑やかになったところで穂波が起きた






3人が帰ってきてからも40分くらい、おれらは寝てたみたいで
今日は泊まってってもらうと、おれの家に連絡を入れたと言ってた。






『…じゃあ、明日の朝も研磨くんと一緒?』

「だね」

『…うれしい』

「…ん」









アキ「研磨、来週の土日の部活はどんな?」




…今週は、土曜半日、日曜1日。
来週は…



研磨「土曜が1日で、日曜休み…だった気がする」

アキ「お。もし日曜に集まり開いたら来る?」

研磨「…集まり」

アキ「おれの友達とか、まぁそれにのっかって親の友達とか。
  周平も今日、スノボで1位取ったらしいし、祝いも兼ねて。
  あれ、周平知ってる?」

研磨「…うん、知ってる」

アキ「来週で組んでくから、もし来れたらきてよ。無理がなければ」

研磨「うん。わかった」





無理がなければ。




穂波もよく言うやつ。





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