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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第9章 ユーカリ





パジャマに着替えて
水飲んだり、歯磨きしたり、
軽く髪の毛をかわしかしたりして上に上がると、
研磨くんは揺れ椅子でゆらゆらしてた





『研磨くん、寝る前にあったかいお茶飲む?』





小さな保温瓶とカップを一つ持ってきた。





『カップ一つだけだけどいいかな』

「…ん。…あ、これお揃いのやつ」

『そう、貫入のやつ。 すこーしだけ色が変わった気がする』

「…明日は、予定あるの?」

『ううん、何もないかな。お店は開けてるから、日中はお母さんたちいないし。
家に誰か来るとかはありうるけど…』

「…一緒に過ごせる?」

『もちろんだよ』

「…ん」

『…あ。もしかしたら、カズくん来るかも』

「スケボー?」

『うん、連絡しておいた方がいいかな?』

「…?なんで」

『研磨くんと過ごすから、って』

「………いいよ、別に。今日2人で一緒に過ごせてるし」

『…ん、来るかはわかんないけど、来たら一緒に過ごそ』

「…ん」






しばらく何も喋らずにぼーっとする






いっぱい一緒に過ごしてるけど、
部屋でゆっくりって最近できてなかったなぁってぼんやりと思う。







研磨くんが揺れ椅子から降りて
ラグの上にそのまま座ってるわたしの前に屈む。






綺麗な目…






お互いの顔が自然と近づいて
唇が合わさる。






短く、長く、そっと、強く。
じゃれ合うみたいに、いろんなリズムで
それが不思議と合うものだから、
じゃれ合いが確かめ合いみたいになる。







わたしは研磨くんの。







今日も…ずっと







『……っはぁ…』

「………部屋、行こ?」

『…ん』





立ち上がってみるんだけど…
衝動がもう抑えられない






研磨くんの腕を掴んでキスをする







研磨くんはそのまま肩と腰に手を添えて、
口付けながら部屋へとわたしを押していく






扉に背中が当たったところで
舌が入り込んでくる






ドアノブに手をかけながら舌を絡める
キスに気を取られて、
ドアを開けれずにしばらくそのまま貪るようにキスをする






*裏が苦手な方はP309へ*
P309は研磨目線から始まります

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