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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第8章 栗と飴玉





福永が異例なだけで
絶対意識しちゃうとおもう。
いやそう見えないだけで福永も意識してたのかもな



穂波が脚を絡ませるようにに自分の脚を固定するのとか、お尻も当たるし、
脚の付け根とかお尻とかに手を添えるんだもん。
男同士でやるのとは柔らかさが違う




夜久くんの補助をしながら、
ちらちらとクロのことをみるんだけど、
あまり余裕がなさそうで面白い。




でも、穂波が気にかけてかな、話しかけてて
だんだんクロの表情も解れてきてた。
すごいと思うような、穂波だし当たり前か。って思うような。




おれらが交代でストレッチしてる間に
クロと穂波はネットしまったり
ボトル洗ったりしてたみたい。



お陰で少し、片付けが早く終わった。






「おい黒尾〜どうだったよ〜」


部室で夜久くんがからかう


クロ「いやまじで上手だよ。気持ちいいわ。…それにやわらか……」

研磨「クロ」

クロ「…その二文字だけ言って遮るのやめて…笑 いやでも柔らかかった」

研磨「…」

夜久「まぁ、そりゃね。当たり前だわ」

クロ「でもさー、もう全然気がないのわかるんだよなぁー悔しいくらい、俺を弄ぶ気がない」

研磨「…」

クロ「わかっちゃいたけど、それから断じて期待もしてないけど、
  穂波ちゃんは今のところ研磨にしか興味ない」

夜久「それ前にも言ってたじゃん」

クロ「本日二度のスキンシップを通して、改めてわかりました」




知ってる。
おれも、それ知ってる。
だから穂波にイライラしたり、不安になったりが
ほんとうにないんだよね。

で、おれもこれ何度も何度も再確認してる。





けど、クロみたいに賢いやつじゃなかったら
勘違いするのもいそうだな、とか思う








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