第7章 アイテム
ー穂波sideー
研磨くんのエッチはいつも冷静で優しいけど
今日は特別優しい
わたしのすきなやつ
ぐーっと奥にずっと研磨くんのが当たってて
もうずっと頭がくらくらしてる
中庭でのキスの余韻もあって、
部屋でのキスだけで、一度軽く達してしまった
そのままこうして繋がることになったけど
すんごくすんごく優しくって もう2回もイってしまってる
研磨くんはいつもの冷静な目、
でもとびきり優しくてそれから
今はトロンと熱を帯びた目でわたしのことをみてる
部屋の電気、入ったときのままだから何もかもが見える
『…研磨くん……』
「…ん?」
奥に円を描くように押し当てながら研磨くんは応える
『…上の服も脱いで?……ぎゅってしながら動いてホシイ………』
おねだりするのは恥ずかしい
「…ん。」
研磨くんはカットソーを脱ぐと
こうでいい?と言いながら
脇の下から肩に腕を這わせて頭を手のひらで包んでくれる
『…あ、ちょっと待って。…わたしも脱ぐ』
シャツも袖は通ったままだし、
キャミソールもブラも肩に紐がかかったまま
全部脱いで、もう一度研磨くんに腕を伸ばす
胸や、肩、腕…いろんなところの肌を肌で感じる
あったかくてしっとり汗ばんでて…
口を開けて求めると、
応えるように唇を塞いでくれる
あぁもうダメだ…
何度か達して、もうずーっと気持ちいい
優しすぎて溺れてしまう
内側からとろりと溢れ出るのがわかる
ヒクヒクと波打ってるのも…
研磨くんにも伝わったのかな
今までずっと円を描くようにしてた腰の動きが
小さく揺れるように動く
でも、あくまでも優しい…
『…ああっ………』
イッたばかりなのに
更なる刺激を与えられて
気持ち良すぎて喘いでしまう…
「…ふふ。…かーわい。でも、今日は、しーっ』
優しくっていじわるな研磨くんに心も身体もメロメロだ