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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第7章 アイテム




ケーキにはロウソクと
happy birthdayって書いてある金色の飾りと
16って型抜きされたクッキーが飾ってあった。




これ、ロウソクをふーするってことだよね。





研磨「…ッフー………」





みんな「ひゃふーー!おめでと!」

クロ「旨そうなケーキ、穂波ちゃん焼いてきたんだってよ〜」

夜久「どっかで食べよーぜ!腹減った!」




『研磨くん、明日も会えるけど…今日は前夜祭、的な?
みんなでケーキ食べよう?』





「…ん、ありがとう。美味しそう。林檎だ」

『…うん、今年はタルトにしたよ。クリームのっけて食べよっ』






中庭の芝生のとこに行くことになった。






穂波はかごからボウルと泡立て器を取り出して
クリームをしゃかしゃかしてる。
わざわざ持ってきたんだな…





クロ「こんな風に研磨の誕生日祝う日が来るなんて想像してなかった」

研磨「おれも」

クロ「どう?これもサプライズってやつなのかね」

研磨「…びっくりした」

海「じゃあ、サプライズ成功だ」



穂波の手伝いを夜久くんが買って出てるようで、
しゃかしゃかするのを夜久くんがしてる。
虎は多分、手伝いを申し出たいんだけど、それができずにいるって感じ。挙動不審だ。
福永は穂波と一緒に皿を出してカットしたケーキを乗せてる。




夜久くんがケーキにクリームをかけて、
穂波が虎に声をかけてなにかを頼んでる。
遠目に見ても、虎は絶対に普通に喋れてないのがわかる。



海「…山本、だいぶあがってるな」

クロ「…見てるだけで騒がしい」

研磨「…笑」

クロ「…お、来たきた」



みんなにケーキが配られる。




「「「いただきまーーーーーす!!」」」





研磨「…やば。すごい美味しい…」





穂波は暖かいお茶を水筒に用意してくれてて、
そっとわたしてくれる。




『ほんと?良かった。…お菓子作るの好きなの。
研磨くんに食べてもらえて嬉しい』





周りでは虎たちが楽しそうにしてる声がして。
隣には穂波がかわいい顔してケーキを食べてる。





「ねぇ、穂波」

『ん?』

「…キス、しよ」





…アイテムの乱用かな。





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