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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第36章 たぬき


ー穂波sideー






朝。
隣に研磨くん。



すーすー言ってる。
研磨くんは基本いつもわたしの方を向いて寝るな、ってことに気づいて、
ちょっと前から左右を交互にしてみてる。

今までは大体先に起きるわたしがドア側?だったんだけど、
壁側とドア側?淵側?を交互に。

今朝はわたしは壁側にいるけど、
研磨くんはやっぱりこっちを向いてる。
腕はわたしのお腹に乗ってるし、脚も乗っかってる。

…ううう 幸せ。






昨日みたドラマは危険極まりなかった。
あんなの、危ない。
もしわたしが門前仲町に住んでたら、財布を持って家から飛び出してしまいそうだ。
そのあと続けてみた駒込の煮魚定食も相当美味しそうだった。

あとで治くんに連絡しておこう。
とてもいいと同時に危険なものを教えてくれたお礼を。




ドラマを観た後、
普通に寝ようかなって思ったけど布団でごろごろしてるうちに
お互い欲しくなって、結局欲するままに求め合った。
久しぶりに上に乗った気がする…

上から見下ろす研磨くんの気持ちよさそうな顔はたまらなかった…






今日は昨日買ったケーキを食べるし、
朝ごはんの準備はそんなにない。

部屋あったかくしておきたいけど、離れたくないなぁ。

そんなことを考えながら研磨くんの顔をしばし眺める。








ぱちり。








前触れもなく研磨くんの目が開いた。







「………」

『………』

「穂波」

『…ん?』

「…すき」

『………』






唇が奪われ、昨日のまま裸の研磨くんは裸のわたしに覆いかぶさる
…生理現象で硬くなってる研磨くんのがぐりぐりとわたしを擦る








*裏が苦手な方はP1666へ*
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