第36章 たぬき
それから数回さっきのを繰り返した。
前後に打ち付け、それから寸止めする。
そのあと奥に挿れたままソトもナカも擦るように
腰をぐりぐりと回す
…穂波のすきなやつ
『…あッ …やッ …んんんッ …こッ…』
こ?
『こわッ 壊れちゃッ …んっ …んッ……』
…壊れちゃう?
なにそれ …かわいすぎる
押し寄せる波の間隔はどんどんと狭くなってく
穂波の中はもうずっとキュウってしてる。
それでもイきそうになったら止めて、をまた繰り返した
間隔が狭くなってるだけじゃなくて…
感度も相当上がってるんだろな
もともと、すごいイイのに… 苦しいよね
目に涙を溜めて 潤んだトロトロの目…
…ん おれももう限界
胸を多少荒く掴んで弄りながら
奥を小突くように小刻みに腰を振る
穂波がぎゅっと目を瞑ると
溜まっていた涙がつーと伝い落ちていく
「穂波」
『研磨くッ』
「すき …ッ……」
『んッ』
「こっち見てて」
『… んぁッ …ん んッ んッ……』
穂波の瞳がおれを捉える
「一緒にイこう?」
『…んッ』
縦に首が振られる
律動をすこしずつ速めながら
奥をついていく
片手で蕾をこりこりとする
『研磨くッ もぉ むりッ………』