第36章 たぬき
*裏(〜P1646)
研磨くんの手のひらがやんわりと胸を包む
そっと揉み上げながら、
はいどうぞと言わんばかりに親指が突起に触れる
『…ん …ッはぁ……』
研磨くんの頬に手を添え、顎を上げてキスをせがむ
「…ほんとに大丈夫? イったらおしまいだからね」
『………』
マズい、研磨くんがゲームするみたいに楽しんでるのがわかる。
それに、一層身体が疼いてしまう
「あまりいじめないように、て思ってるのに」
『………』
「自分から求めてくるんだもんね」
そう言うと、
わたしの望むままに口付けてくれる
深く深く、舌も、唾液も、空気も、体温さえも交えてうつして…
ちううう ちぱっ
研磨くんは舌に吸いつきながら段々と唇を離した
ビクっとなりかけるのをぐっと力を入れて堪える
「…ふ すごい、いい顔」
『………』
「…ねぇ、どうする?もう挿れる?」
『………』
「まだ触って欲しい?」
我慢する時間を減らすには… 挿れてもらいたいけど…
今この感じがたまらなく色っぽくて、
もっともっとしたいと思ってしまう
『触って欲しい』
「…へぇ、我慢できるの?」
『………』
キャミソールを脱がされ、
研磨くんは突起を舌で転がし始める
ちろちろとしたり、ピンって弾いたり…
ちぅと吸ったり、やわく押し潰したり、甘く噛んだり…
『…んっ んっ …んぁッ……やっ……』
指がナカに入ってきた
身体が悦ぶ あれがくる、あれがくるよって言ってるみたい
…でも今日は、我慢 …できるの?
「…いや? どんな顔してるの」
研磨くんが胸から顔を上げて覗き込む
その目に捉えられると、
わたしは… わたしの身体は…
身体が強ばり、ナカもきゅううとする
「………」