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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第5章 夏


ークロたちのところー


夜久「ビーチバレー、すげーな。ずっと2on2状態…」

クロ「おぉ…すげー」

遊児「おもしろそ〜!」

夜久「…ツトムくん、望遠レンズもって……研磨たち撮ろうとしてんのかな。……どこからが盗撮なんだろ」

遊児「一緒に遊んでんのは断然俺なのに、帰るところは研磨っつーかなんつーか。
  入る余地ねぇな〜 つまんねぇの〜」




クロ「つか、リトル研磨よ。……カズくんよ」

カズ「…………」



クロ「遊児はまず研磨の前にカズくんが居るんじゃね?」

遊児「………?」

夜久「いや遊児、あん時も滑ってたわ」

遊児「なに?」

夜久「なんか普通に穂波ちゃんのことデート誘ってんだよ、カズくん」

クロ「つーか、最後の方普通にあれ、デートじゃんとか思ったけど。俺らモブで。
  あれマジで言ってたの?」



カズ「…なんで?」


クロ「…いや、別に。深い意味は」



カズ「俺今9歳なんだけど。穂波15でしょ。6歳差だよ?
  今は小学生ってだけで子供扱いだけど、俺がもうちょっと大人になったら全然ありでしょ。
  穂波、めんどくさくないし、かわいいし、料理うまいし、俺好きだけど」



3人「……!(喋ったと思ったらすげーぶっ込んでくる!)」




クロ「…お前が一番強敵だわ絶対。穂波ちゃんもお前のスケボーに惚れてる〜って感じだったし」

カズ「…知ってる。」

クロ「!」




夜久「好きになるの分かるけどね〜 今日ちょっとやばいって思った時俺もあった。
  朝、ご飯作るの手伝ってて、今までと距離感が違って。
  前の日研磨とキスしてるとこ見ちゃったし、
  目を見て頼み事とかされるとなんか、あれはやばかった。惚れるかと思った」


クロ「天然たらしだからな。…けど研磨にするみたいにタッチはしてこないんだよな。ほんと無意識なんだろ〜ね」


夜久「黒尾も思い当たることあんの?」


クロ「んー、何度か際どい発言とか聞いてるけど、
  昨日倉庫で2人だった時はやっぱちょっと考えたよね…
  これ俺がその気になればどうとでもできちゃうじゃん、って。
  もう研磨の彼女、ってのがしっかりあるから全然実行には至らないし、身体も反応しねぇけど。
  浴衣がはだけてたのはちょっと反則だったヮ」






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