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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第30章 rollin’ rollin’


ー穂波sideー




今日研磨くんは周平の家にいく。
部活終わりって言ってたから…もういるかな。




昨日の夕方からお母さんたちと千葉のに来てる。
朝サーフィンをして、今は親のお店の店番をしながら、
地元のサーファーたちとサーフボードの傷を治したり、
スケボーをしたりして過ごしてる。





さっき、タヒチで会った〇〇さんから連絡が入っていた。
今月会ってお食事をすることになりそう。
京治くんも来れたらぜひ来て欲しいとのことだけど…
春高出場校に年末年始という感覚は存在するのかな?

音駒は、大晦日とお正月だけお休みだって言ってた。
梟谷もそんな感じだろうな、と思うけど…
一応連絡してみようっと。

ちょうどハワイの友達に葉書を出そうと数枚持ってきてる。






「穂波ちゃん、電話鳴ってる」


机に置きっぱなしの携帯を持ってきてくれる
けど、スケボーのウィール交換がもうすぐ終わるからやってしまいたい


「俺出ても良い? ほたるくんだって。 彼氏?」

『…ほたる …いや出ないで良いよ、掛け直すし』

「えー、冷たく 誰? って言われてみたい いい?」

『いやだからダメ 笑』

「彼氏?」

『彼氏じゃないよ』

「じゃあ良いじゃん、良い? …あ、切れた。
っていうか穂波ちゃんの彼がサーファーでもスケーターでもないから会えやしない件」

『…あれ、彼女サーファーだっけ?』

「…いや、日焼け無理ーっつってる 笑」

『…ふふ 笑』


ウィールをつけ終えたので、表に出て電話をかけ直す。











蛍くんは特に理由はないけど、声が聞きたかったから。とのことだった。

全くもってずるい。

ずっとツンツンしてたってかっこいい感じの子なのに、
ちゃんと弟っぽくてかわいいとことか、
素直なとことか残っててそれがたまらない魅力だと思う。




次の水曜日から五日間、
白鳥沢である宮城県内の一年生の選抜合宿?に参加することになってて、
それは前から話していたけど、そんなに気乗りしないのは変わらないようだった。



影山くんは同日程で、全日本ユースの強化合宿に招集されてるそう。
古森くんと聖臣くんが行くって言ってたやつだ。
影山くんはそういう場でも変わらずあのままでいるんだろうな。
想像すると微笑ましい。


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