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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第29章 山茶花







「こっち見て、穂波。おれの目、見える?」

『…ん』





熱を帯びて、鋭くて、冷静で…
それでいて優しい、研磨くんの目。






ナカにある指が少しだけ強度と速度を増して
でもあくまでも優しく… 頂へと誘導される








絶妙なタイミングでこりこりっと親指で蕾を押しつぶされ







『…んぁッ……』







研磨くんの思惑通りに達してしまう








「…かーわい」







頬に触れながら片膝をマットについて
研磨くんはキスしてくれる。

あまぁくって優しいキス。








「もう挿れてもいい?」

『…ん、欲しい』

「手、痛くない?」

『…痛くないよ』

「このままでもいい?」

『…ん。でもわたしぎゅってできないから、
研磨くんいっぱいギュッてしてね』

「…ん、する。いっぱい」







ポッケから出した包みを口に咥えて、
かちゃかちゃと音をさせながらベルトを緩める

…だいたいいつも家で、寝る前とかでスウェットとかが多いから、
このベルトを緩める動きが…色っぽくて刺激的で たまらない







太ももに手を添えぐっと開き、
ずぷぷ…とゆっくり、研磨くんのが挿入される。







『…ん…ぁ……』

「…とろとろ きもちー」

『…ん』






いつものように、
腰を動かし始める前にキスしてくれる。
両手で頬を包んで、優しく啄むように何度も、何度も。







「穂波、綺麗だった。ステージの上にいる穂波」

『…ん』

「おれの… ほんとにおれの…?ってなった。 …ちょっとだけ」

『…コートの上にいる研磨くん』

「…?」

『イヤホンマイク付けてパソコンの前で、
誰かとたまに喋りながら、よくわからない怖いゲームしてる研磨くん』

「…FPS?」

『ファンタジーの世界みたいな綺麗なゲームを冒険してる研磨くん』

「………」

『あと一度だけスケボー乗って、その一度でキックフリップ成功させた研磨くん』

「…?」

『研磨くんを少し遠くに感じるとき。わたしもある』

「………」

『研磨くんが綺麗で尊くってかっこよすぎて、あれ?ってわたしもなるよ』









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