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【ハイキュー】   “波長”   【孤爪研磨】

第27章 アップルパイ








『…んぁ!………』








大きな声が出るとこだった
絶妙なタイミングで研磨くんの手がわたしの口を塞いだ。









「…しぃー 流石にうちではまずい」

『…ぁ…んッ………』








うちではまずいとか言いながら
研磨くんの動きは止まらなくて…

口を塞いでいた手がはらと動き、
指がわたしの唇をなぞる






「これで、なんとかして」






指あげるから、声出さないで。
おれ、動くの止めれないから。






そう言われてる感じがした。
そんな意味が込められた一言な気がした







研磨くんの指を唇で挟んでちゅうと吸い込むと滑るように口内に挿ってくる
舌を絡めたり吸い付いたりしながら、声が漏れないようにする。



…んだけどっ








研磨くんの絶対、質量増したし、
やっぱり刺激が強すぎる

歯を立てないようにしていても
そんな抑えも効かなくなってかぷっと噛み付いてしまいそうになる

でも大事な指…
バレー部の… セッターの… ゲーマーの…

唇で歯を覆って口でするときみたいにして…
なんとか気を紛らわすというか もうちょっとよくわかんないけど…







「…ちょっとっ………」

『…んッ………』

「もぉ無理… …イく…」







「…ッ………」

『…んッ………』









腰をぐりぐりと回すようにさらに深く押し当てられて、
わたしも研磨くんも同時に果てた









「…あー………」








後ろからわたしに覆い被さったまま、研磨くんの力がぐてんと抜ける



研磨くんて体重何キロなんだろう
そんな軽すぎるっていう感じでもなくて…



今のところ心地いい重さ…















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