第27章 アップルパイ

…研磨くんの動きがだんだん激しくなっていく

片脚をぐっと持ち上げて、
奥に奥に突かれる






わたしは自分の手首で口を押さえながら
身体をよがらせ、腰を浮かせ、もっととせがむようにしてしまう







「…口抑えながら欲しがってる」







…その通りだけど、そんなこと言われると恥ずかしい

研磨くんの腰の動きはさらに激しくなり、
持ち上げられていた片脚はさらにぐっと広げるように押さえられる
さらに奥に沈み込んでくる






『…あっ………』







ずんずんと奥を突かれて何度目かの絶頂を迎えたわたしはもう、
イくとかイかないとかじゃなく、もはや進行形でイッてる状態で…









研磨くんのがまた引き抜かれて、
その感覚にさえブルブルと身を震わせて感じてしまう








研磨くんはわたしをうつ伏せにして脚を少し開かせて跨り、
後ろからもう一度挿入する

研磨くんの太ももでぐっとわたしの脚を挟み込むようにされると
きゅうと締まり、ナカにある研磨くんのの存在感ををいっそう強く感じる








うなじや首筋や耳にキスを落としたり、はむっとしたりしながら
研磨くんは後ろから胸を弄る

腰を奥に擦るように押し動かされて…
ちょっとおかしくなりそう






『研磨くんッ……』

「…ん？」

『…やぁ………』







奥にあたるし、壁も擦れるし、勝手にナカがいつも以上に締まるし…
首も胸も耳も変わらず刺激を与えられてる



研磨くんは片手を蕾に添えて腰をぐりぐりと押し付ける
その振動で蕾が研磨くんの指に押し当てられて…
頭がくらくらする








「…やぁ？」

『……んん…』

「やめる？」

『やっ　やめないで…』

「…ふ　笑」







いじわる研磨くん…







「腰、浮いてるね」

『…んぅ………』








お腹の方の壁にもっと研磨くんのが当たってほしくて
勝手に腰が浮いてしまう







「…これでいい？」






研磨くんは枕をわたしのお腹の下にいれて調節してくれる

それから返事を待たずに奥を小刻みに突く





奥に突かれながら、壁に押し当てられて
蕾は指擦れるし…







足の指がつーんとする
快感の波に完全に持っていかれる