第5章 夏
*裏*(〜P127)
肩にそっと噛みつき、強く吸う。
赤い斑。
おれのマーク。
穂波の頭に手をかけ、再びキスをする
舌をねじ込むと、舌がいやらしく絡みついてくる…
キスが深く強くなるにつれて
穂波の腰がくねくねと動き出して…
体勢的におれのに擦りつけるようなかたちになってるわけで…
「…っ」
吐息が漏れてしまう。
穂波はキスを止めない…
おれの口内に熱い舌が入り込み、浅く、深く口内を這う…
その舌の動きに応じると、舌の動きは一層熱を帯びる…
腰に手を回しぎゅっと引き寄せる
ワンピースが捲れて露出している足に片手を這わせ、
上へ下へと動かしながら、だんだん内側へと移動していく…
下着の上から秘部に指を這わす…
…湿ってる
下着の内側に指を入れ、十分に潤った割れ目に沿って這わせると
『……あッ……』
今日初めて穂波が声を漏らす…
そのまま指を這わせ、愛液をたっぷりと絡めとり、
穂波のナカに指を沈める
『ンッ……』
気持ちいいとこを敢えて外しながら
ナカをなぞるように指を動かしていると
腰の動きが何かを探してるみたいになってくる
(…気持ちの良いとこに当てようとしてるのかな。…え、すごいいやらしい…)
もうちょっとその動きを見ていたくて
当たりそうになるとわざと逸らしてみる…
それをしばらく続けていると
『…けんまくっ…ン……』
おれの名前を呼ぶ声。
あぁ、かわいい。
前に見つけた気持ちいいとこを一気に突くと同時に、
親指で蕾に刺激を与える…
『…ンッ………ンンッ…』
穂波の身体がピクッとし、
ナカがキツく締まって指に吸い付いてくるけど
そのまま指の動きを止めずに一点を突き続ける…
『…あッ………』
くたっと力なくおれに抱きついてきた
指を抜いて腰に手を回しギュッと抱き寄せる…
『…研磨くん……好き。』
「…ん。」
乱れた呼吸を整えながら、
耳元でささやく甘い声に、
さっきまでしていたことを一瞬忘れそうになる。